Page 204 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼12歳の犯罪 かぼすシュ−ト 03/7/9(水) 22:38 ┗Re:12歳の犯罪 ホシ 03/7/10(木) 0:15 ┗Re:12歳の犯罪 teto 03/7/10(木) 0:50 ┗Re:12歳の犯罪 かぼすシュ−ト 03/7/10(木) 6:19 ┗Re:12歳の犯罪 ザスパ別府 03/7/10(木) 18:04 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 12歳の犯罪 ■名前 : かぼすシュ−ト ■日付 : 03/7/9(水) 22:38 -------------------------------------------------------------------------
いや〜ショックですね。驚き・・・。 現実とゲ−ムがわからない。 人生、生きている時、必要な時に必要なことを与える事が大事。 必要でない時に必要以外のことを与えると消化不良を起こし、ゆがみが生じる。 私も色々な学生を見て考えさせられています。 |
▼かぼすシュ−トさん: >いや〜ショックですね。驚き・・・。 >現実とゲ−ムがわからない。 最初にニュース見たとき、「あっ、これはガキの仕業だ」 って奥さんに言ったんですよ。 大人より子供の方が残酷だと思うんですよね、自分は。 だいたい子供は加減を知らない。 でも、昔は昆虫とかカエルとかで結構残酷なことやってて そこで罪悪感とか感じたり、可哀想だから止めようって子が いたりしたんだけど、最近はそういう経験しない子が多いのかな? それとも、あんな凶悪犯罪はそういうのとは無関係なんだろうか? 少年保護の精神もいいけど、精神病理学的に犯罪の原因になりそうな ものがあったのかとか、どうやって幼児を連れ出したのかとか、 普段から異常性が見られたのかとか とにかく、犯罪防止、自衛のための情報は極力公開して欲しい と思うわけです。 これって、子を持つ親なら誰でも当たり前に抱く感想だと思うんですが、 やっぱり人権弁護士とかが登場するんだろうか? とか思うと憂鬱です。 |
▼ホシさん: > ▼かぼすシュ−トさん: >>いや〜ショックですね。驚き・・・。 >>現実とゲ−ムがわからない。 びっくりしましたが、97年には14歳のサカキバラで世間は驚愕しましたよね。 そう考えると、社会が成熟するに従って つまり子供に、より高度な情報が早い時期から流入することが確実なわけで 重大犯罪の若年齢化は仕方ない社会の流れなのかもしれません。 ちなみにサカキバラ事件は確か検挙の日が、W杯最終予選のなんかの試合の日で 当時付き合ってた彼女と四谷三丁目の台湾料理屋でびっくりした記憶があります。 UAE戦だったっけかなぁ。 >最初にニュース見たとき、「あっ、これはガキの仕業だ」 >って奥さんに言ったんですよ。 ご明察。 >大人より子供の方が残酷だと思うんですよね、自分は。 >だいたい子供は加減を知らない。 よく言われますよね。 子供は残酷だって。 みんな遠慮して「きれいだ」っていう女の人にも 素で「きれいじゃない」って言えちゃう、みたいな。 >でも、昔は昆虫とかカエルとかで結構残酷なことやってて >そこで罪悪感とか感じたり、可哀想だから止めようって子が >いたりしたんだけど、最近はそういう経験しない子が多いのかな? やりましたね。 ぼくらのころはトンボの羽をむしったり これはぼくじゃなくて、年上の子供なんだけど カエルの口に爆竹を詰め込んで、爆破させたりしてました。 ホント、子供って残虐動物ですね。 だけど、当時そんなかわいそうとか思うことはなかったかも。 当時の感情なんてほとんど覚えてないんだけど。 かわいそうという感情以前に、すげーなー、という驚きのほうが強かった気がします。 これって小学校に上がる前の話。 >それとも、あんな凶悪犯罪はそういうのとは無関係なんだろうか? 情操教育。 命とのつながりという意味で現代は弱いかも。 なんもかんもコンクリートで埋め尽くして、自然とか命とかと触れ合うことがない。 なんか、世の中はすげー軽薄ですよ。 岩井俊二のリリーシュシュのすべてという映画を見てください。 いや、見ないほうがいいかもしれないんだけど すげー、見た後鬱になりました。 なんか、ものすごく出演者が軽くて。 出演者というか、出演者が演じている人物が軽くて。 だけど、岩井曰く、結構実際の学校の話に近いって。 ちょっと信じられない部分もあるんだけど それは信じたくないだけなのかもしれないって思いましたね。 信じたくないんだけど、現実は進んでしまっているんだなって。 すげー怖いと思います。 >少年保護の精神もいいけど、精神病理学的に犯罪の原因になりそうな >ものがあったのかとか、どうやって幼児を連れ出したのかとか、 >普段から異常性が見られたのかとか >とにかく、犯罪防止、自衛のための情報は極力公開して欲しい >と思うわけです。 少年法って、戦後に制定されたそうですが これってつまり、親を亡くした戦争遺児が 食うに困って犯罪を起こしたときに 「それはかわいそうだ」って趣旨で制定されてるわけじゃないですか。 戦争に負けて父親を亡くし、それで仕方なく彼らは犯罪を犯した。 だから、犯罪被害者(窃盗とかの犯罪が主です)に個人情報が流れて 報復されるのを防ごうっていう仕組みになったわけですよね。 ところが、現在の少年犯罪って、そういうところに つまり空腹で空腹でしかたなく物を盗む、というところに犯罪の動機があるんじゃなくて 快楽犯罪みたいなところに動機があるわけじゃないですか。 やっぱ世の中間違ってると思うし 戦後直後とは世相も違うわけで 少年法って根本的に見直す必要があるんじゃないかって思いますね。 なんか、一部勢力はこれに強固に反対するんですけどね。 意味わからんですからね。 >これって、子を持つ親なら誰でも当たり前に抱く感想だと思うんですが、 >やっぱり人権弁護士とかが登場するんだろうか? >とか思うと憂鬱です。 人権派かどうか知りませんが、弁護士はつくんでしょうね。 で、殺意の否定とか、なんかいろいろ裁判に有利なことを吹き込むんじゃないですかね。 ホント世の中おかしい。 12歳のころ何やってたかなぁって思うと、なんか時代の流れを感じます。 |
▼tetoさん: >▼ホシさん: >> ▼かぼすシュ−トさん: >>>いや〜ショックですね。驚き・・・。 >>>現実とゲ−ムがわからない。 > >ちなみにサカキバラ事件は確か検挙の日が、W杯最終予選のなんかの試合の日で >当時付き合ってた彼女と四谷三丁目の台湾料理屋でびっくりした記憶があります。 ホ〜あの時、彼女がいたんだ〜 私は高校の指導者の方々と飲んでいたな〜 >>でも、昔は昆虫とかカエルとかで結構残酷なことやってて >>そこで罪悪感とか感じたり、可哀想だから止めようって子が >>いたりしたんだけど、最近はそういう経験しない子が多いのかな? 前サッカ−協会会長、岡野俊一郎さんと都町で飲んだ時、最初彼は 医学部だったけれどもカエル解剖がいやだのとサッカ−する時間が ないんで教養学部に変わったと言っていました。 > >やりましたね。 >ぼくらのころはトンボの羽をむしったり >これはぼくじゃなくて、年上の子供なんだけど >カエルの口に爆竹を詰め込んで、爆破させたりしてました。 >ホント、子供って残虐動物ですね。 そうそう青大将を捕まえて、口から裂いたり(この人今日本水泳連盟の競泳監督)、線路にかまきり置いてどうなるかとか・・・。 >かわいそうという感情以前に、すげーなー、という驚きのほうが強かった気がします。 単なる好奇心的な気持ちだったかも。 > >>それとも、あんな凶悪犯罪はそういうのとは無関係なんだろうか? > >情操教育。 >命とのつながりという意味で現代は弱いかも。 >なんもかんもコンクリートで埋め尽くして、自然とか命とかと触れ合うことがない。 >なんか、世の中はすげー軽薄ですよ。 > >ちょっと信じられない部分もあるんだけど >それは信じたくないだけなのかもしれないって思いましたね。 > >信じたくないんだけど、現実は進んでしまっているんだなって。 >すげー怖いと思います。 サッカ−でも必要な時に必要なことを教えること。そのタイミングでしか身に付かないことってあるんだよね。すなわちゴ−ルデンエイジの時期にしっかりとしたボ−ルコントロ−ルを教える事。親ってこのタイミングをしっかりと把握しておくことが必要だと思いますね。 この時期にこの本を与えてあげるとか、将棋や囲碁を教えたり、マ−ジャンを教えたりとかね。それってすごく大事なんですよね。時期が過ぎると読めない本ってありますよね。 私も世界文学全集とかタイミングを逃してしまった。後ろで読んでも感性が違ってきているんだよな。 今の学生見ていると過多の情報・物質の中で消化し切れないで、消化不良を起こしている学生を時々見かけます。大人のように判断する言葉は出てくるが実感が伴っていない。 小学生校低学年から個室にゲ−ム機、テレビ、ビデオ、コンポ、エアコン、携帯・・・。 これでは自分の人生を真面目に思う感性は育たない。 学生寮の面倒を見ていた時、母親の物質を与える甘さが目に付きました。可愛さと教育で可愛さが勝ってしまっている母親が多すぎる。色々の事件に遭遇し、その都度社会的背景が浮かび上がってきました。教育は必要最小限なモノがあれば人間は豊かに育っていきます。 >>とにかく、犯罪防止、自衛のための情報は極力公開して欲しい >>と思うわけです。 まったく同感です。 > >少年法って、戦後に制定されたそうですが >これってつまり、親を亡くした戦争遺児が >食うに困って犯罪を起こしたときに >「それはかわいそうだ」って趣旨で制定されてるわけじゃないですか。 >戦争に負けて父親を亡くし、それで仕方なく彼らは犯罪を犯した。 >だから、犯罪被害者(窃盗とかの犯罪が主です)に個人情報が流れて >報復されるのを防ごうっていう仕組みになったわけですよね。 > >ところが、現在の少年犯罪って、そういうところに >つまり空腹で空腹でしかたなく物を盗む、というところに犯罪の動機があるんじゃなくて >快楽犯罪みたいなところに動機があるわけじゃないですか。 >やっぱ世の中間違ってると思うし >戦後直後とは世相も違うわけで >少年法って根本的に見直す必要があるんじゃないかって思いますね。 >なんか、一部勢力はこれに強固に反対するんですけどね。 >意味わからんですからね。 > >>これって、子を持つ親なら誰でも当たり前に抱く感想だと思うんですが、 >>やっぱり人権弁護士とかが登場するんだろうか? >>とか思うと憂鬱です。 > >人権派かどうか知りませんが、弁護士はつくんでしょうね。 >で、殺意の否定とか、なんかいろいろ裁判に有利なことを吹き込むんじゃないですかね。 > >ホント世の中おかしい。 > >12歳のころ何やってたかなぁって思うと、なんか時代の流れを感じます。 夏休み、今の田ノ浦と大分港の赤灯台に毎日泳ぎに行っていました。 田ノ浦は今の人口浜ではなく石もあり、沖は砂浜で魚や海の生き物をたくさん見つけては遊んでいました。今の田ノ浦、プ−ルが塩水になっているみたいで全然魅力ない。 でも大人がそういう環境を作っているんですよね。 さあ、今から40分歩いてくる。 |
性志向の歪みが引き起こす事件が少年犯罪の大部分になってきている。私が12歳の頃といえば(まだ?もう?18年前だけど)友達の家などでコッソリとエロ本見たり、夜中の「11PM」をイヤホンつけながらドキドキしながら見ていたり、世に出始めたAVを緊張しながらレジに持っていく・・・そんな純(?)な時代だったと思う。 それが今では、ネットで堂々と自分の志向に合わせたサイトを見る、学校に行けば女の子のパンツなんて当たり前のように目に入る、街を歩けば下着か何かわからない痴女だらけ、話さなくてもわかりあえる携帯も当たり前・・・。 そして、そんな時代に生きる少年少女と、そんな時代を大人になって経験した教師たち。もちろん親も同じだが。そこには、どうしても埋める事のできないギャップが出来ている。そして、そのギャップは今後も加速していくだろう。現実的な考えをもちながら、非現実の世界との区別がつかない子供達、夢を教え、夢を語る大人達・・・。これからの時代、「ぶっちゃけ教育」が必要なのではないだろうか。綺麗事だけでは子供は大きくなれない世の中だから。悲しいかなそれが現実。 |