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    |  | なぜかこちらで、はじめますて!(爆)サカーネタでいい雑談が
 浮かばないんですよぉ。(どう転んでも雑談なのが哀号)
 
 吉川英治の『新書太閤記』が連載されたのは、大河の題材になっている
 『宮本武蔵』と同様、朝日新聞ですよね。
 
 日輪の子、日吉。
 貧しい足軽の子から立身出世し、やがて天下に号令する大出世を遂げる。
 
 まさに「日の出の勢い」の上昇ストーリーは、日の丸を掲げ邁進する
 皇国日本軍のあるべき姿を象徴し、国威発揚の機運と相俟って爆発的に
 ヒットしたのですよ。確か文庫版のあとがきに書いてたと思いますが、
 吉川氏は(過激に国粋主義者だったわけではなく)戦う国民の普通の
 感情として「頑張れ日本、頑張れ日本軍」と純粋に張り切り、そして
 純粋に日本が勝つと信じていたそうです。朝日新聞からの依頼だった
 としても、嬉々として連載していたことでしょう。
 
 玉音とともに日本の敗戦を突きつけられた吉川氏はショックで太閤記を
 断筆、連載休止してしまいました。なので、何年も経った後に加筆された
 終盤は抜け殻っぽいんですね。どうあろうと『新書太閤記』が素晴らしい
 作品であることは間違いありませんよ、はい。私は好きです。戦国モノ
 では『国盗り物語』がいちばん好きなんですけどね。司馬ちゃん。
 
 かように朝日新聞さん、戦時下においてはイケイケ戦争を盛り上げ、
 いまはどうかと言えば「サヨ新聞」とか「朝セン日ポウ新聞」とまで
 言われる、日本のスタンダードな新聞らしいです。(藁)
 
 天声人語の質が落ちてきたとオトナのぼやきを聞いたのは大学生の頃。
 
 ・・・20年ぐれー前かよっ(老)
 
 パトリオットは何を迎撃するのかな。わ、、わしですか?!(意味不明)
 
 
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